シェルパ・アンド・カンパニー(東京都品川区)は12月15日、サステナビリティ情報開示支援クラウド「SmartESG」に新分析機能「Focus」を追加し、提供を始めました。評価機関ごとに分析する「Focus Single」と、複数機関に共通する重要課題を抽出する「Focus Cross」で構成し、重要度を5段階で整理します。評価機関の質問票や評価レポートをSmartESG上に取り込み、失点状況や配点を踏まえた重要度を自動設定することで、Excel中心になりがちな分析を標準化し、改善アクションの設定や進捗管理につなげます。背景には、複数の評価機関が異なる形式で詳細開示を求める中、分析が属人化し共通の優先課題を特定しにくいという課題があります。同社によるとSmartESGは2022年11月提供開始以降、導入は70社以上で、時価総額5,000億円超企業の約15%に採用され、導入企業の累計時価総額は200兆円を超えています(2025年8月時点)。今後は、分析結果を部門横断で共有し、限られたリソースを優先度の高い領域へ配分する運用定着が焦点になりそうです。

【商品情報】

SmartESG Focus(Focus Single/Focus Cross)

SmartESG公式 https://smartesg.jp/

source: PR TIMES

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