Validators DAOとELSOUL LABO B.V.は、Solana向け「Solana Stream SDK」のTypeScript版Yellowstone Geyser gRPCクライアントをメジャー更新し、RustネイティブのNAPI-RSを利用できる構成に対応しました。社内計測ではピーク負荷時のバックプレッシャー耐性が改善し、最大で約4倍の処理余力向上を確認したとしています。Solanaのリアルタイムストリームはトレードや監視など遅延が価値に直結する一方、Node.js(単一スレッド中心)の経路では高頻度受信時に処理詰まりが起きやすい点が課題でした。今回、従来は主にShreds gRPC側で進んでいたNAPI-RS活用を、利用者の多いGeyser gRPCにも拡大し、TypeScriptの開発性を保ちつつ低オーバーヘッド化を図ります。あわせてスターターコードを本番運用前提に再整理し、bounded queueによる負荷制御、ドロップのログとメトリクス可視化、ping/pong、指数バックオフ、再接続時のfrom_slotによるギャップリカバリなどを組み込みました。今後は、TypeScriptでの運用設計を前提に、高頻度ストリーム処理の安定化と継続改善が進むかが焦点になります。
