SOXAIは東京大学と英国エセックス大学との共同研究で、スマートリング「SOXAI RING」のPPG(光電式容積脈波)由来の瞬時心拍(IHR)と加速度由来の体動(ZCM)の2種類だけを用い、睡眠ステージを高精度に推定できると示しました。4段階(Wake/Light/Deep/REM)の指標UARは77.2%で、論文はIEEE Transactions on Instrumentation and Measurementに掲載されています(DOI: 10.1109/TIM.2025.3635330)。睡眠の基準検査PSGは高精度ですが日常利用が難しく、ウェアラブルでの推定精度向上が課題でした。今回、2段階86.6%、3段階83.2%、5段階67.1%も報告し、軽量ニューラルネットワーク(CNNとBi-GRU)で計算量を抑えつつ精度を得た点が特徴です。SOXAIは新モデル「SOXAI RING 2」で信号品質を高めるDeep Sensing™を搭載しており、今後は継続計測の実用性と推定精度のさらなる改善が焦点になります。

【関連情報】

論文(IEEE Xplore)https://ieeexplore.ieee.org/document/11262242

SOXAI RING 2 製品発表https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000039.000089024.html

source: PR TIMES

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