岡山大学は2025年11月17日、UNCTADと共同で進める「途上国からの若手女性研究者のための共同研究・研修コース」の開始5周年を記念し、国連欧州本部(ジュネーブ)のパレ・デ・ナシオンでレセプションを開きました。2020年の開始以来、参加者は計12カ国32人に拡大しています。
会合は、国連の「開発のための科学技術委員会(CSTD)」の2025〜2026年次インターセッショナルパネル会合の期間に合わせて開催され、国連機関や各国政府代表部、学術機関などが参加しました。あいさつにはUNCTAD事務局次長のPedro Manuel Moreno氏らが登壇し、本学からは横井篤文副学長が、科学技術・イノベーション(STI)分野での女性の活躍がSDGsに直結すると説明しました。
今年度は対象地域を中南米へ広げ、エクアドル、グアテマラ、ペルーから新規参加者を受け入れました。さらに、参加者のメンタリングや共同研究、知識共有を支える国際ネットワークの新設も発表され、プログラムの継続と連携拡大が見込まれます。
source: PR TIMES
