合同会社雲孫（UNSON、東京都千代田区）は2026年1月から、CursorやClaude CodeなどAIコーディングツールで作成したプロトタイプを本番環境へ移行し商用化まで支援する「Vibe Coding商用化支援パッケージ」を提供します。料金は130万円（税別）からで、期間は最短1.5カ月を見込みます。
生成AIを使う開発（Vibe Coding）の普及で試作は高速化する一方、AI生成コードの品質確認や脆弱性（攻撃に悪用され得る欠陥）対応、本番運用に必要なインフラ、CI/CD（自動ビルド・テスト・デプロイの仕組み）、監視・ログ・アラート、運用手順整備が障壁になりやすいと同社はみています。同パッケージはコードレビュー、セキュリティ診断、インフラ構築、CI/CD整備、監視・運用体制の整備までを一括で支援し、「Cursor／Claude Code特化型の商用化支援は国内初」としています。プランはライト、スタンダード、エンタープライズの3種類です。
2026年1Qは先行10社限定でパイロット導入を受け付け、導入事例の公開協力などを条件に特典を用意します。実績の蓄積次第で2026年2Q以降に本格展開する方針で、AI活用開発の「試作止まり」を減らせるかが焦点になります。