東京都品川区のスタートアップ、株式会社VALTICは10日、実際の営業活動を通じて新商品の市場性や有効な営業手法を検証する「マーケットラボ(Market Lab)」と「アポラボ(ApoLab)」の提供を正式に始めました。プロ営業が架電やアプローチを行い、顧客の反応データを短期間で収集・分析することで、“売れる/売れない”の分岐点や「なぜ刺さるのか」を構造化して企業に提示します。

背景には、中小企業庁「2020年版中小企業白書」が新規事業失敗要因の最大が「市場・顧客ニーズの把握不足」と指摘していることがあります。VALTICは、机上のアンケートやWeb分析では捉えにくい一次情報を、営業現場での対話から取得する点を強調。SalesBladeなど自社ツールを活用し、訴求パターン別の反応や業界・役職別データを可視化し、勝ち筋となるターゲットとメッセージを提案します。

Market Labは新商品の発売前検証向け、ApoLabはアポ獲得と並行して営業プロセスを標準化したい企業向けと位置付けます。いずれも、アポイントが成立した理由・断られた理由を分析し、商談化につながるトークの型や再現性のあるプロセス構築を支援するサービスです。

VALTICは、今後も「実証を起点とした営業DX」として、営業代行ではなく“検証インフラ”としての役割を強める方針です。まずは2025年12月から2026年1月にかけ、経営者・営業責任者向けの無料相談会を実施し、来期の営業戦略立案における実証ニーズの把握とサービス改善につなげる考えです。

【イベント情報】

営業相談会(オンライン/対面)

期間 2025年12月10日〜2026年1月31日

時間 1回30分

対象 経営者・営業統括・営業責任者・営業リーダーなど

申込 https://valtic.co.jp/contactform_sodan

source: PR TIMES

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