VOLLMONTホールディングス(東京都青梅市)は2025年12月24日、道路工事などで難易度が高い「片側交互通行」の車両誘導を自動化するAI交通誘導システム「Comune+ model-S 2.0アドバンス」を公開しました。自立歩行するヒューマノイド「Comune+ Walker」と連携し、動作に合わせて「進め」「止まれ」の音声を発する仕組みを組み込みます。

改良の柱は、現場実証と交通シミュレータを用いた機能改善の継続に加え、設置直後に固定時間で「すすめ/とまれ」を切り替えられる自動セットアップ機能で立ち上げ時間を短縮する点です。Walkerは高さ127cm・約35kgで、全身43か所の関節が稼働します。

同社は開発加速と首都圏など複雑な現場への導入を目的に、新会社「VOLLMONT AI誘導テクノロジーズ」を2026年度に設立予定です。片側交互通行の難易度をLevel1〜Level6で整理し、今後もより複雑な現場対応を進めるとしています。

【イベント情報】

SECURITY SHOW 2026 2026年3月3日〜3月6日 東京ビッグサイト東展示棟 小間番号:東7ホール SS7006

source: PR TIMES

Share.