株式会社Yanekara(千葉県柏市)は、工事不要で使える家庭用蓄電システム「Yanekara with EcoFlow」の料金体系を見直し、従来の年間利用料を廃止して買い切りモデルに刷新しました。価格は19万8,000円(税込)で、制御ソフト「Yanekara One」をパッケージに含め、次年度以降の追加費用は発生しないとしています。対象製品はEcoFlowの大容量ポータブル電源「DELTA 2 Max」、同社開発の通信ゲートウェイ「Yanekara Hub」、充放電制御ソフト「Yanekara One」の組み合わせです。家庭の太陽光発電でつくった電気を自家消費に回す最適化(自己消費最大化)や、電力使用の山を抑えるピークカットを支援する用途を想定します。これまでソフトウェア利用が年額課金だったことに対し、買い切りを求める声が多かった点が変更の背景で、利用コストを初期費用に一本化しました。設置はコンセント接続を前提とし、導入工事が必要な定置型蓄電池(導入費用が約200万円規模とされる)に比べ初期費用を抑えられると説明しています。蓄電容量の拡張にも対応し、現時点ではDELTA 2 Maxおよび専用エクストラバッテリーでの運用を想定しています。今後は、電気代や太陽光発電の利用状況に応じた家庭内エネルギー管理の需要を取り込みつつ、対応機器や運用メニューの拡充が焦点になりそうです。
