ZeroBankX(シンガポール)は、IETFの公開仕様として提示している「Secure Resource Layer(SRL)」に基づく「SRL準拠チケット購入OS」の日本向け提供を始めました。既存のチケット販売システムに“重ねて導入”でき、QRコードやURL運用で起きやすいスクリーンショット転売や不正利用、不公平感による炎上リスクの低減を狙います。

同社は、スポーツやライブで「正規ファンが買えない」「転売・炎上の責任が主催者に集中する」といった課題が顕在化していると説明します。転売禁止や本人確認の強化など従来策は、体験の摩擦や不満を生みやすく、結果的に主催者リスクを押し上げる場合があるという見方です。

SRLは、チケットを単なる表示用のQRコード/URLではなく、発行者・有効期限・利用条件・失効状態などの属性を持つ「検証可能なデジタルリソース」として扱います。入場時に「持っているか」だけでなく「正しく使われているか」を前提に検証し、事後対応ではなく事前の仕組みで抑止する設計です。

加えて、転売を一律に否定せず、価格上限や条件付き譲渡、収益分配ルールなどを主催者側が制御する「公式リセール」の考え方も示しました。抽選参加やキャンセル待ちといった「買えなかった体験」を記録し、次回の優先アクセスや抽選ロジックに反映する構想も掲げています。

今後はJリーグなどスポーツクラブやライブ主催者、既存のチケット関連システム事業者を対象に、来季導入を前提とした先行導入パートナーを募り、転売・炎上・不公平を未然に防ぐ標準づくりを目指すとしています。

【関連情報】
個別オンライン説明(無料、15分)申込:https://calendly.com/zerobankx/srl-os-15 />IETF Internet-Draft(SRL Core):https://datatracker.ietf.org/doc/draft-zerobankx-srl-core/ />ZeroBankX:https://www.zerobankx.com/

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