株式会社Space Quarters(東京都渋谷区)は2026年4月27日、JAXA公募の「宇宙戦略基金事業・探査等(第二期)」における技術開発テーマ「月面インフラ構築に資する要素技術」開発プロジェクトで、連携機関として採択されたと明らかにしました。課題名は「電子ビームレゴリス凝固技術及び月面移動作業ロボットシステムの開発」です。研究代表者は東北大学の吉田和哉特任教授です。
狙いは、月面拠点に必要な着陸パッドや走行路などのインフラを、月の土壌であるレゴリスを使って現地で形成し、地球からの資材輸送を減らすことです。地球から月への輸送コストは目安として1kgあたり1.5~2億円とされ、現地資源利用(ISRU)の重要性が増しています。
開発では、電子ビームでレゴリスを溶融・凝固させて構造資材を生成し、月面移動作業ロボットで施工・実証します。背景として、レゴリスは熱伝導率が低く、レーザー加熱では深部への入熱不足や反り・割れが課題とされてきました。電子ビームは高エネルギー密度で深部へ入熱できる特性があるとされ、施工品質の改善が期待されます。Space Quartersは電子ビーム照射装置と、電子ビームによるレゴリス溶融・凝固技術の開発を担当します。
今後は実環境を想定した条件下で施工技術の実証を進め、月面拠点建設に必要な技術体系の確立と月面実証モデルの開発を目指します。また、「月極域における高精度着陸技術」に採択された事業者の高精度着陸機への搭載も視野に入れるとしています。
【関連リンク】
公式HP: https://space-quarters.com/jp
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宇宙戦略基金事業(第二期) 「月面インフラ構築に資する要素技術」に連携機関として採択
