ミルフォード・マイニング・カンパニー・ユタ(MMCU)とファーニスジャパンは2026年5月8日、在アメリカ合衆国日本国大使館で、ユタ州ミルフォードに次世代の環境配慮型乾式精錬プロセス「ERF技術」を導入し、歴史的テーリング材料からタングステンなどの重要鉱物回収を共同で進める覚書(MoU)を結びました。ERFは約10トンあたり360KVAの電力使用量を目安に、電力主体で処理する方式です。

狙いは、従来の湿式精錬で課題とされる大量の酸使用やテーリング発生などの負担を下げつつ、鉱山廃棄物(テーリング)と一次資源の双方から重要鉱物を回収し、環境負荷の低減と日米にまたがるサプライチェーン再構築に貢献することです。電動化やAIデータセンター、防衛産業などで重要鉱物需要が高まる中、供給基盤の多様化も背景にあります。

両社は、MMCUが保有する銅鉱山やタングステン鉱床、既存テーリングなどの鉱業資産と、ファーニスジャパン(本社:東京都港区西新橋2-15-17)の国際特許を持つ電気抵抗式溶融炉(ERF)技術を組み合わせ、ミルフォードでパイロットプラントを共同開発します。再生可能エネルギー(風力・地熱)の活用も視野に、カーボンフットプリントの削減を狙います。

今後は、パイロットの成果を踏まえて商業規模炉の導入可否を判断し、段階的に事業を拡大する方針です。テーリングからの回収と環境課題の両立を図る「ゼロ・ウェイスト」型モデルを目指し、将来的には新規採掘鉱石の一次処理・精錬工程への展開も検討するとしています。

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公式HP:https://www.furnacejapan.jp

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