学習指導要領改訂を見据えた年間標準授業時数1,015時間の中で「裁量的な時間」を設ける案を巡り、School Voice Projectは教職員アンケート結果を公開しました。全国の一条校に勤務する教職員56件の回答で、導入に賛成は80%、反対は13%でした。
調査はインターネットで2025年7月4日〜8月25日に実施されました。「裁量的な時間」は、学校ごとに教科等の授業時数を自由に削減して生まれた時間を、別の活動に充てられる仕組みとして提案されています。望ましい量は「2割程度(1日1時間または週に1日程度)」が41%で最多となり、「4割程度」18%、「1割程度」14%が続きました。
活用用途では、「授業準備に充てる」に92%が肯定的に回答し、「児童生徒の負担軽減のため早く帰宅させる」84%、「教職員の休憩時間に充てる」82%と、負担軽減・働き方に関する項目が上位でした。一方、「部活動に充てる」は94%が否定的で、「学校行事」71%、「その他課外活動(委員会活動など)」66%も否定が上回りました。
同プロジェクトは、学校の実態や課題について今後も調査し発信するとしています。制度設計では、裁量時間の確保が現場の業務縮減や児童生徒の負担軽減に結び付くか、目的と使途の整理が焦点になりそうです。
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