大阪市は2026年8月17日、紅麹問題に関する公表資料(令和6年5月29日公表の資料3)にある「和歌山工場から分離」「プベルル酸を生成」などの記載について、確認内容の記録を保有していないとして、文書不存在による非公開を決定しました。決定番号は大大保第8290号です。

公文書公開請求を行ったのは岡山県早島町の株式会社薫製倶楽部(代表取締役・森雅昭)で、請求日は2026年8月1日です。大阪市は、資料3の当該記載は小林製薬の説明を踏まえて反映した一方、確認内容の記録や大阪市が独自に検証した記録、検証しないと判断した記録はいずれも作成・取得しておらず存在しないと回答しました。

争点となったのは、第3回「小林製薬の紅麹配合食品にかかる大阪市食中毒対策本部会議」の資料3「原因究明の進捗状況」にある、P. adametzioidesが小林製薬により和歌山工場から分離され、プベルル酸を生成することが確認されたアオカビと同種だとする記載の根拠です。なお本決定は、大阪市が「保有していない」とした記録の有無に関するもので、科学的知見一般の存否や特定の因果関係・違法性を判断するものではありません。

薫製倶楽部は、当該記載がどの資料に基づくのか引き続き確認するとしています。情報公開手続きの運用や、公表資料の裏付けの残し方が今後も検証の焦点になりそうです。

【関連リンク】
紅麹に関する情報: https://kunsei.com/archives/category/benikoji

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PRTIMES

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