一般社団法人いびき無呼吸改善協会は、睡眠計測経験のある全国の20〜60代男女200名を対象に調査し、スマートウォッチ等で「睡眠時無呼吸の可能性」を示す通知を受けた人は17.0%だった一方、そのうち医療機関を受診したのは23.5%にとどまり、未受診が約8割に上る結果を公表しました。調査は2026年9月6〜7日にインターネットで実施されました。

睡眠計測に使うツールはスマートフォンのアプリが49.6%で最多で、スマートウォッチは31.5%でした。計測結果で気になる項目は「深い睡眠が少ない」24.9%、「睡眠時間が足りていない」21.1%が上位となりました。

計測後の行動では「寝る前のスマホ時間を減らした」が17.2%に対し、「特に何もしていない」も15.7%あり、データを得ても具体策や受診につながらない層が一定数いる実態が示されました。睡眠時無呼吸は就寝中に呼吸が止まる状態で、機器は血中酸素や心拍などから可能性を推定し通知する機能を備えます。

協会は、睡眠データで異変を知ることと、専門医療機関への相談・検査などの行動の間にギャップがある点を課題に挙げています。今後は、データを過小評価しない一方で過度な不安も招かない形で、適切な受診導線と情報提供の整備が焦点になりそうです。

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