Green Carbonは2026年9月17日、ネパールで計画中の水力発電を活用したグリーン肥料製造プラントを対象に、HIMALAYAN CARBON ASSET PVT. LTD.(HCA)とカーボンクレジットの創出・事業化に向けたMOUを結びました。対象はグリーン尿素や硝酸アンモニウムカルシウムなど低炭素肥料で、排出削減の定量化と収益化を同時に進めます。

両社はパイロットフェーズと開発フェーズで、排出削減効果とクレジット創出の技術的実現可能性を評価します。具体的には、認証制度・方法論の検討、PDD(プロジェクト設計書)など書類作成、追加性・ベースライン・削減量の算定、政府承認(Letter of Authorization等)の取得、第三者検証支援、販売・オフテイクを含む事業化戦略の策定を進める計画です。HCAが資金調達・建設・運営および政府連携を主導し、Green CarbonがMRV(測定・報告・検証)や方法論選定、収益化までを支援します。

背景として、ネパールは化学肥料の多くを輸入に依存し供給安定が課題です。一方で水力資源が豊富で、再生可能エネルギーを産業に転用する余地があります。Green Carbonは国内でもJ-クレジット創出を進めており、例として水田の中干し由来で2023年度に約6,220tを創出した実績があります。

今後はフェーズ1〜4で段階的に開発を進め、プロジェクト登録からクレジット創出・事業化につなげる方針です。国際移転を行う場合は、パリ協定第6条に基づき、必要に応じて相当調整(Corresponding Adjustment)などの手続きを進めるとしています。

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