Sensor Tower(東京・神田)は2026年10月21日、日本市場のデジタル広告動向をまとめた「2026年日本のデジタル広告インサイト」を公開しました。Pathmaticsの推計によると、2026年1〜8月のデジタル広告支出は93億ドルで前年同期比22%増、広告インプレッション数は2兆6,000億で同8%増でした。レポート全文は無料でダウンロードできます。
チャネル別では、広告支出のシェアはInstagramが36%と最大で、LINEは9%にとどまりました。一方、インプレッションではLINEが39%を占め、支出と到達の構造が異なるとしています。インプレッションと支出の関係から、LINEの平均CPM(表示1,000回あたり単価)は約0.9ドルと推定され、低単価で大量配信しやすい媒体特性が示されました。
業界別では、メディア&エンタメのデジタル広告支出が前年同期比23%増、インプレッションが同14%増と伸長したと整理しています。内訳として、書籍&マンガのインプレッションは同22%増、映画・テレビ番組は同35%増、ソーシャルメディア関連は同51%増とし、需要の強い領域に投下が集まる構図を示しました。
また、AI検索が情報収集から比較検討、意思決定までに組み込まれ、新たな広告接点になり得ると分析しています。例として、doda Xは2026年7〜8月の広告インプレッションのうちChatGPT由来が11%を占めたとし、今後は「配信量」よりも「チャネル×ユーザー×シーン」の適合精度が成果を左右し、AI検索広告の活用も進む可能性があるとしています。
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