Ahrefsは2026年2月26日、Googleの「AIによる概要(AI Overviews)」表示が検索結果のゼロクリック化をどれだけ進めるかを分析し、情報収集型キーワードにおける検索1位ページのCTRが追加的に低下したと示しました。2025年12月データでは、AIによる概要が出る場合の検索1位CTR低下はグローバルで約58%、日本で約37.8%でした。

分析はAhrefsキーワードエクスプローラーのデータベースから抽出した30万件の情報収集型キーワードを対象に、Google Search Consoleの月間平均デスクトップCTRを用いて比較しています。期間は導入前の2023年12月と導入後の2025年12月で、自然なクリック率低下のトレンド差し引きも行いました。なお、AIによる概要が表示されるキーワードのうち情報収集型が99.2%を占めることも、対象を絞った根拠にしています。

数値面では、グローバルの検索1位CTRは、AIによる概要がない前提での予測が3.7%だったのに対し、実測は1.6%でした。日本でも予測2.9%に対して実測1.8%となり、上位表示でもクリックにつながりにくい実態が浮き彫りになりました。グローバルの低下率は2025年4月時点の34.5%減から、同年12月に58.0%減へ拡大したとしています。

Ahrefsは、現時点で日本の低下率はグローバルより小さい一方、日本語でのAIによる概要の浸透が進めば悪化する可能性があると見ています。検索流入を重視するサイト運営では、従来のSEOに加え、AIに引用・推薦されるためのLLMOやGEOといった最適化の重要性が増す局面に入りそうです。

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公式サイト: https://ahrefs.com/ja

PRTIMES

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