ライフデザイン・カバヤ(岡山市)の「地域循環型住宅サプライチェーン CLTハイブリッド構法」プロジェクトが、世界三大デザイン賞の一つ「iFデザインアワード2026」を受賞しました。iFは1954年にドイツで創設され、2026年は68カ国から約10,000件が応募し、129名の専門家が審査しました。
同プロジェクトは、国内に森林資源がある一方で住宅用木材が輸入材に依存し、地域材の活用が進みにくい課題に対応します。岡山県産木材が県内で流通・利用される仕組みを整え、持続可能な住宅サプライチェーンを目指す点が柱です。CLTは木材を直交に重ねて接着したパネル(直交集成板)で、構造材としての強度と施工性を両立しやすい材料として知られます。
取り組みは岡山県の産官学連携のもとで進め、需要創出と供給体制の確立をセットで設計しました。県内の国立大学とも連携し、学生に地域材活用の重要性を伝える活動も含めて推進しています。受賞は『2025年度グッドデザイン賞』『ウッドデザイン賞2025』に続く3つ目のデザイン賞となります。
今後は、岡山県で構築したモデルを全国へ展開し、国内の森林資源を十分に活用できていない課題の解決に寄与する方針です。地域材の安定供給と建築側の継続需要をどう拡大するかが、普及の鍵になりそうです。
【関連リンク】
iFデザインアワード2026 受賞作品発表ページ: https://ifdesign.com/ja/winner-ranking/project/clt-hybrid-construction-method/762194
2025年度グッドデザイン賞 受賞作品発表ページ: https://www.g-mark.org/gallery/winners/30388
ウッドデザイン賞2025 受賞作品発表ページ: https://www.wooddesign.jp/cms/news_award/contents/111
ライフデザイン・カバヤ 公式HP: https://lifedesign-kabaya.co.jp
