いのち会議事務局(大阪府吹田市)は2026年3月15日、いのち宣言をつなぐ「103のアクション」の第95回として、学びや仕事で得た知識・能力・信用を国や環境を越えて可視化し、正しく評価できる社会を目指す方針を示しました。対象は学位や職業資格などで、相互運用を前提にした標準化研究を進めます。

背景には、個人の能力が移動や転職、越境学習の場面で十分に伝わらず、評価につながりにくい課題があります。いのち会議は2025年10月11日に大阪・関西万博会場内で「いのち宣言」とアクションプラン集を公表しており、今回は宣言5-3に紐づく取り組みとして位置づけます。

具体的には、互換性のある承認枠組み、発行者・本人・利用者の信頼性を担保する認定枠組み、相互運用性を担保する技術仕様を整理します。UNESCOの高等教育資格承認に関する世界規約などを踏まえ、学術界・教育界で扱う学位・職業資格の整備から着手し、SIDI Hub(専門家が22か国参加)の議論も参照するとしています。

今後、国際技術標準に準拠した実装の標準化や多言語対応、証明の信頼性を支える認定の仕組みを研究し、多様な組織との連携を通じて「得意」を評価につなげる方法を探る方針です。リアルとデジタル空間で人の流動性が高まる中、可視化と正当評価が進めば、個人の活躍と社会・経済の活性化につながる可能性があります。

【関連リンク】
公式HP: https://inochi-forum.org
参考(厚生労働省「令和元年版 労働経済の分析」第3章): https://www.mhlw.go.jp/wp/hakusyo/roudou/19/dl/19-1.pdf
参考(国立情報学研究所・伊藤忠テクノソリューションズ共同研究): https://www.nii.ac.jp/news/release/2024/1128.html
参考(学位授与機構「日本の教育資格枠組み(試案)」): https://niadqe.jp/information/higher-education-degree-2
参考(Trusted Web 推進協議会): https://trustedweb.go.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

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