ドバイ総研は11月1日、ドバイ不動産市況の調査レポート(2026年10月版)を公表しました。42地区の住宅価格指数は2026年9月に229.54(2008年1月=100)となり前月比+0.76%でしたが、同条件で集計した住宅売買件数は10,012件で前月比−7.74%、前年比−47.72%と減少しました。
調査はProperty MonitorのDPIなどを用い、2026年9月・8月・2025年9月を比較しています。価格指数は前年同月比では−2.21%と下落し、短期では持ち直す一方で取引量は縮小するなど、指標間で異なる動きが確認されました。なお売買件数は住戸タイプや寝室数などで絞らない条件で、指数の対象42地区に限定した件数ではないとしています。
9月の売買内訳はアパートメント8,672件、タウンハウス988件、ヴィラ352件でした。さらに選定10地区のアパートメント価格変化率(直近1か月)ではマイナス9地区/プラス1地区となり、ドバイ・スポーツシティが+0.30%だった一方、ビジネスベイは−2.20%、ジュメイラ・ビレッジ・サークルは−2.22%でした。
同社は、指数など全体指標だけで購入・保有の結論を出さず、候補と同じ地区・物件種別・比較期間で価格と取引状況を照合する必要があるとしています。今後も地区別のばらつきが続く可能性があり、データの見方が投資判断の精度を左右しそうです。
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