講談社のWEBメディア「コクリコ」は2026年6月22日、絵本『井上ひさしの 子どもにつたえる日本国憲法』(2006年刊行)が3月から7月まで(7月は予定)5ヵ月連続で重版となる異例の売れ行きを伝える記事を公開しました。ネット書店を中心に注文が急増し、6月19日現在、大手ネット書店の「憲法」カテゴリーでベストセラー上位を維持しています。

背景には政治情勢の動きがあります。国民投票法改正法案が6月18日に衆院憲法審査会で可決され、19日に衆院本会議を通過したことで、子育て世代を中心に「原点として憲法を知りたい」「子どもに国の土台を伝えたい」という関心が高まったといいます。

同作は、平和憲法の精神を示す「前文」と「第九条」を、子どもにもわかる言葉に「翻訳」して伝える内容です。企画から刊行まで約7年かかったとされ、文章は井上ひさし氏、絵は武田美穂氏で、関連していわさきちひろ氏の作品にも言及されています。

憲法公布から80年の節目にあたり、難解なテーマを平易な表現で捉え直す動きは今後も続く可能性があります。重版が予定される7月以降も、需要の持続が注目されます。

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