一般社団法人起立性調節障害改善協会は、年間30日以上の欠席を経験した小学生〜高校生の子どもを持つ全国の保護者141人を対象に、不登校初期の捉え方と受診に関する調査結果を公表しました。欠席が増え始めた頃の様子は「朝なかなか起きられない」25.3%、「起きても体がだるそう」17.5%でした。

一方で、不調の理由を「体の不調が原因だと思っていた」は13.1%にとどまり、「気持ちの問題だと思っていた」22.6%、「怠けや甘えだと思っていた」11.9%が上回りました。見た目では分かりにくい体調不良が、心理面の問題として受け止められやすい実態がうかがえます。

相談・受診先は「担任の先生」29.2%が最多で、「どこにも相談・受診していない」も12.0%ありました。医療機関の受診までの期間は「受診していない」36.2%、「1〜3か月未満」31.9%で、受診に至らない、または時間を要するケースが目立ちます。受診結果は「起立性調節障害の疑い」20.6%、「起立性調節障害と診断」11.3%、「特に異常はない」19.9%でした。

同協会は、不登校の背景に起立性調節障害(自律神経の乱れなどで朝起きられない、立ちくらみが起きやすい状態)を含む身体的要因がある可能性を踏まえ、不登校初期から「体の不調かもしれない」という視点で医療や支援につなげることが、家庭の負担軽減につながる可能性があるとしています。

【関連リンク】
起立性調節障害改善協会 公式HP: https://odod.or.jp

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