一般社団法人いびき無呼吸改善協会は、全国の20〜60代男女200名に実施した「生活習慣病と睡眠に関する意識調査」で、睡眠時無呼吸症候群(SAS)が高血圧と関わりがあることを知っている人は18.1%にとどまったと公表しました。調査は9月「健康増進普及月間」を前に、生活習慣病の背景に睡眠がどの程度意識されているかを確かめる目的で行われました。

調査は2026年8月10日〜8月12日にインターネットで実施し、有効回答数は200名でした。健診で指摘された項目では「コレステロール・中性脂肪が高い」が18.3%、「血圧が高い」が17.0%でした。

一方、数値が改善しない原因として「睡眠の質や睡眠時の無呼吸」を挙げた人は4.2%にとどまり、生活習慣病と睡眠の結びつきが十分に認識されていない状況がうかがえます。SASは睡眠中に呼吸が止まりやすくなる状態で、日中の眠気だけでなく高血圧などとの関連が指摘されています。

医師や健診で「いびきや睡眠時無呼吸」について聞かれた経験がある人は7.0%でしたが、「高血圧の背景にSASがあるかもしれない」と言われたら受診や検査に前向きと答えた人は53.0%でした。今後は、食事・運動に加えて睡眠の質を含めた説明や、健診・医療現場でのスクリーニング(疑い例の抽出)を進めることが課題になりそうです。

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