株式会社玄米酵素と琉球大学の研究グループは2026年6月30日、玄米・米糠を麹菌で発酵させた食品(FBRA)の摂取が、高齢肥満マウスの認知機能低下を抑え、海馬で記憶形成に関わる遺伝子の発現を促したと報告しました。FBRAは50週間与え、評価は行動試験2種類で実施しました。
実験では、高カロリーの動物性脂肪が多い餌で長期間飼育した高齢肥満・認知機能低下モデルマウス(ヒト換算で約65歳相当の状態を模倣)にFBRAを継続給餌しました。認知機能は物体位置認識(NOL)試験とY迷路試験で調べ、記憶や探索行動の変化を確認しました。
脳内の変化として、記憶形成に関連する海馬で即時早期遺伝子(刺激に反応して早期に働く遺伝子群、IEGs)の発現が増え、Egr1とNr4a1が有意に上昇しました。遺伝子発現はマイクロアレイとqPCRで解析し、試験中の有害事象の有無も確認したとしています。成果は学術誌「Journal of Food Bioactives」34巻(2026年、pp.75-86)に掲載されました。
今後は、ヒトを対象とした臨床試験での検証や、FBRAを構成する成分の相乗効果を含む分子メカニズムの解明が進むかが焦点となります。認知機能障害の増加と治療薬の課題を背景に、食品を用いた持続可能な予防・介入手段としての位置づけが問われます。
【関連リンク】
本リリースPDF: https://www.genmaikoso.co.jp/data/m/20260630.pdf
研究データ閲覧サイト「ふぶらぼ」: https://fbra.jp
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PRTIMES
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玄米・米糠発酵食品(FBRA)が認知機能低下を抑制






