PURMX Therapeutics(広島市南区)とFRONTEOは2026年8月13日、FRONTEOのAI創薬支援サービス「Drug Discovery AI Factory(DDAIF)」を使い、天然型マイクロRNAを有効成分とする核酸医薬品の標的分子候補探索と作用機序解明に向けたPoC(実証実験)を始めた。PoC開始に合わせ、FRONTEOはPURMXの第三者割当増資を引き受けて出資し、資本提携も実施した。

解析では、DDAIFに加え、PURMXが保有する非臨床の動物試験データ、臨床データ、オミクス解析データなどを活用する。マイクロRNAは20〜25塩基の短いRNAで、約2,600種類が知られ、複数の遺伝子やシグナル経路に関与するため、標的遺伝子や作用機序の全体像把握が難しい点が課題とされる。

PURMXは広島大学の技術に基づく未修飾の天然型マイクロRNA核酸医薬を開発する臨床ステージの創薬ベンチャーで、リードのMIRX002は有効成分がmiR-3140-3pとされる。悪性胸膜中皮腫で第Ⅰ相臨床試験を完了し、頭頸部扁平上皮がんでは第Ⅰ相臨床試験を企業治験として実施中だ。

両社は、AI解析とウェットデータの突合によりmiR-3140-3pの標的遺伝子・作用機序の明確化を進め、パイプライン価値の向上とライセンスアウトの確度向上につなげる考えだ。今後は、PoCで得た知見をもとに研究開発の精度を高め、適応拡大や提携交渉の材料整備が進むかが焦点となる。

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詳細URL:https://www.fronteo.com/news/pr/20260813

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