農事組合法人蔵王ファームと丸山は11月2日、養鶏事業「蔵王高原牧場 JAPAN Z 平飼いたまご®」がアニマルウェルフェア国際認証「Certified Humane®」を日本で初めて取得したと明らかにしました。根拠調査は2026年10月にAWCPが行っています。農場は宮城県蔵王町にあり、飼育羽数は約3万羽です。
同認証は、米国の非営利団体Humane Farm Animal Care(HFAC、2003年発足)が運営し、第三者監査で飼育・取扱い基準を満たした製品に表示されます。HFACのプログラムは500社以上・8,000農場に広がり、累計30億頭羽以上が対象とされます。認証製品は世界で80,000店舗以上で取り扱われています。
蔵王高原牧場では2026年6月に生産を開始しました。標高約580mの立地で、鶏舎は10棟。幅8メートル×長さ70メートルの開放鶏舎を採用し、高床式で床高は約1.5メートルです。平飼い(ケージフリー)環境の整備に加え、抗生物質や成長促進剤を使わない飼料給餌、衛生・換気設計を徹底し、現地監査を経て認証に至りました。日本窓口としてAWCPが取得を支援したといいます。
国内ではケージフリー卵の国際認証品の供給体制が限られ、外食・ホテル・食品メーカーなどが調達方針を実行しにくい課題がありました。今回の取得により、国際基準に沿った平飼い卵の国内調達の選択肢が広がる可能性があり、今後は取引先拡大と安定供給の動きが焦点になりそうです。
【関連リンク】
公式サイト(蔵王高原牧場 JAPAN Z 平飼いたまご®):https://japanz.co.jp
Certified Humane 公式サイト:https://certifiedhumane.org
Certified Humane Asia 公式サイト:https://certifiedhumaneasia.org
AWCP 公式サイト:https://awcpj.org
お問い合わせ(AWCP):https://awcpj.org/contact






