ドバイ総合研究所ホールディングス(ドバイ総研、東京都中央区)は2026年11月2日、ドバイの選定10地区におけるアパートメントの表面利回り(gross rental yield)を2026年7月と9月で比較し、全地区で水準が低下したと明らかにしました。9月時点の利回りレンジは4.59〜7.71%で、最高はドバイ・スポーツシティの7.71%、最低はパーム・ジュメイラの4.59%でした。

10地区を同一ウエイトで集計した9月の単純平均は5.923%で、7月の6.086%から0.163ポイント低下しました。中央値も9月は5.825%となり、7月の6.00%から0.175ポイント下がっています。地区間の差(最高と最低の差)は9月が3.12ポイントで、7月の3.23ポイントから縮小しました。

地区別では、アルジャンが7.12%→6.88%(0.24ポイント低下)、ビジネスベイが6.08%→5.88%(0.20ポイント低下)、パーム・ジュメイラが4.66%→4.59%(0.07ポイント低下)でした。分析にはProperty MonitorのPMiQ「Rental Index」のgross rental yieldデータ(Apartment/Combined)を用い、10地区の水準比較に加えて平均・中央値・地区間差、7月からのポイント差を算出しています。

同社は、表面利回りは賃料契約額と物件価格の関係を示す費用控除前の指標であり、地区集計だけでは管理費控除後の手残りや、利回り低下が賃料・価格のどちらの変動によるものかは判断できないとしています。今後は、収支表に用いる利回り前提を候補ごとに最新値へ更新し、購入価格・年間賃料・管理費をそろえて個別物件単位で比較する重要性が増しそうです。

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