エアバスは2026年6月3日、超長距離型旅客機A350-1000ULR(MSN 707)が仏トゥールーズで初飛行を行い、3時間43分の飛行で高度41,000フィート超まで到達したと明らかにしました。機体はカンタス航空が計画する「プロジェクト・サンライズ」向けに発注した12機のうち初号機です。
A350-1000ULRは、後部中央タンク(RCT)追加など燃料システムを改修し、航続距離を1,000海里延長する設計です。これにより、シドニー-ロンドンを想定した約10,000海里級の直行便や、最大22時間の運航を狙います。初飛行では、飛行試験用の計測機器を搭載し、機体の全体性能チェックと新燃料システム試験を実施しました。
今後は2ヶ月間の飛行試験プログラムで、改修認証に加え、ギャレーの空気冷却システムなど各種認証取得を進める計画です。認証後は旅客機仕様へ変更され、2機目は最終組み立ての最終段階にあり、客室やエンジン搭載を経て2027年4月の納入が予定されています。
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世界最長の航続距離を持つエアバスA350-1000ULR、初飛行に成功
