デル・テクノロジーズは2026年5月19日、米ラスベガスで開催の「Dell Technologies World 2026」で、NVIDIAと協業する企業向け統合基盤「Dell AI Factory with NVIDIA」を大幅に機能強化すると明らかにしました。導入企業は5,000社超で、統合アプローチにより価値実現までの時間を最大84%短縮できるとしています。
強化点は、エージェンティックAI(自律的にタスクを進めるAI)やデータの検索・オーケストレーション(処理手順の統合管理)、次世代インフラの拡充です。デスクサイド向けにはNVIDIA NemoClaw対応の「Dell Deskside Agentic AI」を用意し、パブリッククラウドのAPIコストを3カ月で回収できる目安を示しました。
データ基盤では「Dell AI Data Platform」の検索/オーケストレーションを強化し、NVIDIA Blackwell GPUを使うGPUアクセラレーションSQL分析でクエリ性能を最大6倍にするとしています。オブジェクトストレージは「Dell ObjectScale X7700」でHDD容量を前世代比最大45%増とし、最大245TBのオールフラッシュドライブ対応も今後予定、フラッシュ密度は3倍超を見込みます。
このほかOmniverse統合、PowerRackや冷却・管理機能(4U・19インチのCDU、施設用水最大40℃対応)の拡張に加え、Google、Hugging Face、OpenAI、Palantir、Reflection、ServiceNow、SpaceXAIなどとの連携を含むオープンエコシステムを広げます。提供時期は添付資料参照としており、オンプレミス/ハイブリッドでPoCから本番へ進める企業の採用が広がるかが焦点です。
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米国リリース原文:Dell Technologies Closes the Gap Between AI Ambition and AI Outcomes | Dell USA
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添付資料:プレスリリース添付資料.pdf
