ワイズコンサルティング グループのワイズリサーチは2026年5月15日、台湾AIサーバー市場を特集し、ICチップから最終組み立てまで台湾国内で完結するサプライチェーンを解説しました。AIサーバー向け冷却製品は台湾メーカーの世界シェアが70%とされ、AIサーバー向け電源ユニットは単価が今後年率40%で上昇する見込みです。
特集では、半導体製造にTSMCやOSAT(後工程の受託企業)のASEH、基板に金像電子・欣興電子、電源に台達電子工業・光寶科技、冷却に奇鋐科技・双鴻科技、最終組み立てに広達電脳(クアンタ)・鴻海・緯創・緯穎などを挙げ、工程ごとの主要プレイヤーを整理しました。高密度な産業クラスターが供給体制の強みだとしています。
汎用サーバーからAIサーバーへのシフトは収益構造も変えています。クアンタは2024年にサーバー売上高構成比が初めて50%を超える見通しで、鴻海は2025年第3四半期にクラウドネットワーク製品が42%、消費者向けスマート製品が37%とされます。背景として同社は2024年から情報提供を継続してきました。
今後はエヌビディアのGB200・GB300搭載サーバーの受注が追い風となり、製品単価と利益率の上昇を通じて、台湾サプライチェーンの高付加価値化・高収益化が進む見通しです。
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