社会医療法人恵仁会(長野県佐久市)の介護事業部で、株式会社Acompany(名古屋市中区)の「Acompany セキュアチャット」を導入し、患者の記録業務にかかる時間を従来の3分の1に短縮しました。発表は2026年9月30日9時です。

介護現場では、訪問先で聞き取った内容を様式に落とし込む記録業務が業務全体の約5割を占めるケースがあり、1件あたり最大1時間かかることもありました。導入後は、1件あたり約20分まで短縮したとしています。

同ツールは、要配慮個人情報を含むデータを扱う前提で、機密情報の自動検知・マスキングに加え、Confidential Computing(処理中のデータも保護する仕組み)を用いた保護環境で運用します。入力データを外部AIへ送らない「プライベートモード」も備え、情報漏洩リスクを抑えながら生成AIを使える点が特徴です。訪問先メモの音声入力と既定フォーマットへの整形を組み合わせ、記録作成の効率化を進めました。

今後、恵仁会は生成AI活用で生まれた時間を患者対応や地域課題への対応に振り向け、地域包括ケアの質向上を目指します。活用は事務部門を中心に、議事録作成や文字起こしなどへ順次拡大する方針です。

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