グレート・ビーンズ(福岡市中央区)が運営するAI活用人事サービス「CIY(シーアイワイ)」は2026年6月1日、ピープルアナリティクス提供事業者としての責任を明文化した「CIY倫理憲章」を制定し、本人開示、同意、公平性、人間中心、透明性の5原則を公開した。

AIで人材を分析する手法(ピープルアナリティクス)が広がる一方、本人が知らない評価や属性バイアスの再生産、AI判定が処遇に直結するリスクが課題になる。CIYは現行法の最低ラインにとどまらない自主規律を示し、信頼性を高める狙いだ。

具体策として、属性情報をアルゴリズムから除外し、分析結果は23特性ごとに解釈ガイドを併記する。受検前の同意プロセスと受検結果の本人開示を標準化し、導入企業向けの運用ガイドも整備する。導入は2026年5月末時点で786社、受検データは65万人としている。採用合否を自動判定する機能は提供しない。

同社は2026年6月末に、本人開示を標準とした「CIY才能カルテ」を提供予定。国際的な規律整備や国内議論の進展を踏まえ、憲章とサービス設計を継続的に見直す方針という。

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