バイオ由来の芳香族化合物の開発を進めるBioPhenolics(茨城県つくば市、代表取締役:貫井憲之)は2026年6月1日、NEDOの「ディープテック・スタートアップ支援事業(DTSU)」で、グリーントランスフォーメーション(GX)分野のSTS枠に採択されたと明らかにしました。会社情報では資本金は550万円、設立は2023年2月です。

同社は、微生物発酵を使った芳香族化合物の商業化に向け、研究開発を加速します。具体的には、微生物株の開発だけでなく、発酵・精製・化学変換までをつないだ一体型プロセスの開発を進め、研究室レベルの成果を大規模生産へ移す際の「スケールアップ」(量産移行)時の技術的障壁の解消を狙います。

背景には、地政学リスクなどによる国際物流の不安定化が化学産業のサプライチェーンに影響し、石油由来原料への依存を減らす必要性が高まっていることがあります。同社はスケールアップ時の再現性確保や、設備投資負担とリスクの低減に向け、自社製バイオリアクタの開発も進める方針です。

今後はDTSUの枠組みを活用し、研究開発体制の強化と量産化・事業化に必要な基盤整備を進めるとしています。GX領域でのバイオものづくりの社会実装にどこまで近づけるかが焦点になります。

【関連リンク】
公式HP:https://www.bio-phenolics.com
関連リンク:https://www.bio-phenolics.com/ja

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