三機工業は2026年6月、総合研修・研究施設「三機テクノセンター」に低高温環境風洞設備を整備し、本格運用を始めます。温度範囲は-40~+50℃DB、湿度は20~90%RH、車風速は0~200km/h(加減速0.3G)に対応します。試験室サイズはW8,700×D3,000×H3,250です。

同設備では、低GWP冷媒のR448A(GWP1,390)を用いた直膨システムと、自然冷媒CO2(GWP1)のシステムを構築しました。従来使用実績のあるR404AはGWP3,920で、フロン排出抑制法により製造・使用の制限対象となっており、代替冷媒の選択肢拡大が背景にあります。

試験室にはドライシェル方式を採用し、低温室周囲を乾燥化することで貫通口を密閉せず低温環境を維持できる設計としました。これにより、低GWP冷媒の動的特性、負荷急変時の温度安定性、冷却コイル面の温度分布、高温多湿環境での制御性、エネルギー抑制の確認・検証が可能になります。

今後は自動車業界など環境試験室を必要とする顧客に向け、新冷媒を採用した直膨システムの確立と低高温環境試験設備の高性能化を進め、営業展開の拡大を図ります。

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公式HP: https://www.sanki.co.jp

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