岡山県早島町の株式会社薫製倶楽部(代表取締役・薬剤師:森雅昭)は、小林製薬の紅麹関連製品による健康被害事案をめぐり、厚生労働省の行政文書不開示決定(2026年4月22日付、発健生0422第2号)に対する行政不服審査請求を提出したと明らかにしました。提出は2026年6月21日で、同社として通算20本目の申立てです。

争点は、不開示決定が「プベルル酸を原因物質として位置付け、公表した事実はない」「文書は不存在」とする前提の合理性です。同社は、2024年9月18日に少なくとも10社が「原因物質としてプベルル酸を特定・公表」との趣旨で報じたとしており、さらに読売新聞、朝日新聞、日本経済新聞、共同通信社、四国新聞、読売テレビの6社が事実確認に対し報道内容を維持する回答だったとしています。

同社は、外部の報道機関による客観的な確認結果と不開示決定の前提が矛盾していると主張し、不開示決定の取消しと、改めての文書探索および開示決定を求めています。また、発表内容の理解に齟齬がある場合は、記者会見などでの訂正・説明も要望するとしています。

今後、審査手続きの中で、厚労省側が探索の範囲や判断根拠をどこまで具体的に示すかが焦点になりそうです。

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