農林中央金庫グループの農中信託銀行は2026年11月5日、デジタル証券(ST)事業に参入し、不動産ST案件の組成に向けてケネディクス(KDX)とKDX STパートナーズ(KST)、SBI証券、Progmat社と協業すると明らかにしました。国内ST市場は2026年10月末時点で案件残高が約9,104億円です。

役割分担では、KDXとKSTがスポンサー兼アレンジャー・アセットマネージャーとして不動産の供給、スキーム組成、運用と情報開示を担います。農中信託銀行は受益証券発行信託の受託者として信託財産を管理し、ブロックチェーン等を用いた権利台帳に相当する「受益権原簿」をProgmatで管理します。SBI証券はSTの引受・販売を担当し、Progmat社は両社に「Progmat SaaS」を提供して業務を支援します。

背景として、農中信託銀行は2025年4月にProgmat社へ出資し、デジタルアセット領域の取り組みを進めてきました。ST市場では発行累計が約4,673億円・102案件、参入する証券会社は16社(自己募集事業者を除く)まで広がっています。KDX/KSTは2030年までに不動産のST化が進む市場像として2.5兆円を目標に掲げています。

今後は、農林中央金庫グループとして初の不動産ST案件の具体化が進むかが焦点です。販売・管理インフラを含めた協業体制により、投資家向け商品の拡充と市場の裾野拡大が進むかを注視したいところです。

【関連リンク】
概要資料(ST市場マーケットレポート/2026年10月末時点):https://speakerdeck.com/progmat/progmat-monthly-st-market-report-2026-oct
プレスリリース(*4):https://www.kdx-sto.com/news/press-release/20260731-01
プレスリリース(*6):https://www.nochubank.or.jp/news/news_release/2025/sbi.html
農中信託銀行URL:https://www.nochutb.co.jp
Progmat URL:https://progmat.co.jp

AI生成記事のため誤りを含む場合があります

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