岡山大学病院(岡山市北区)は、既存治療が効きにくい転移性去勢抵抗性前立腺がんに対し、「ルテチウムPSMA放射性リガンド療法(PSMAルテチウム療法)」を腎泌尿器科で導入しました。情報は2026年2月19日の岡山大学定例記者会見で公開され、2月24日に発表されました。

対象は、転移を有しホルモン療法や化学療法など従来治療で効果が得られにくくなった患者です。標準治療の選択肢が少なくなった段階で、新たな治療選択肢を提供し、生存期間の延長と生活の質(QOL)の維持を目指します。

治療は、前立腺がん細胞表面に多いPSMA(前立腺特異的膜抗原)に結合する薬剤に、治療用の放射性物質ルテチウムを付加し、体内からがん細胞を狙う放射性リガンド療法です。岡山大学病院の腎泌尿器科(荒木元朗教授・診療科長)を中心に、放射線科、放射線部、看護部などが連携して実施します。

同院は中国・四国地方の拠点病院として最先端医療の提供を進め、副作用を抑えつつ高い治療効果の提供を目標に掲げています。今後は症例の蓄積と運用体制の整備を通じ、適応患者への治療提供を広げる見通しです。

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詳しい内容(PDF):https://www.okayama-u.ac.jp/up_load_files/press_r7/press20260219-2.pdf
発表ページ:https://www.okayama-u.ac.jp/tp/release/release_id1502.html
岡山大学病院:https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital
岡山大学病院 腎泌尿器科:https://www.okayama-u.ac.jp/user/hospital/index127.html
学術研究院 医歯薬学域(医) 腎泌尿器病態学分野:https://www.uro.okayama-u.ac.jp

PRTIMES

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