帝国データバンクは2026年3月18日、全国約9万社の財務データを基に、燃料費(ガソリン・軽油など)が2025年比で最大30%上昇した場合の業績影響を公表しました。30%増(レギュラー230円/L相当)では、企業1社あたりの年間負担が約48.4万円増え、全産業平均の営業利益は4.77%減少、黒字から赤字へ転落する企業は2.93%(約2700社)と試算しています。

試算は2025年平均の燃料小売価格(レギュラー177円/L相当)を基準に、燃料費が10~30%上がる複数シナリオで実施しました。10%上昇(194円/L相当)でも企業負担は年間16.1万円増、営業利益は1.59%減り、赤字転落は約1000社(1.09%)になるとしています。各数値は上下各5%を除くトリム平均で、決算期末データに基づき、以降の燃料消費量の増減は織り込んでいません。

業種別では運輸業の影響が大きく、燃料費が10%上がると年間支出は平均470.4万円増、営業利益は平均27.88%減、赤字転落は10.29%に達するとしました。30%上昇時は年間支出が約1400万円増え、営業利益は約80%減、赤字転落は24.57%(4社に1社)に広がる見通しです。

背景として、イラン情勢の緊迫化を発端に燃油価格が急騰し、発表時点のレギュラー価格は190.8円/Lで前週から29円(17.9%)上昇しました。一方、エネルギーコスト上昇分の価格転嫁率は30%にとどまるとの調査もあり、転嫁遅れが続けば収益圧迫が広範囲に及ぶ可能性があります。3月19日出荷分から全国平均170円程度を目指す補助金措置が予定されており、効果と燃油高の長期化の有無が今後の焦点です。

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詳細URL https://www.tdb.co.jp/report/economic/20260318-fuelprice-hike26y3

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