ワイズコンサルティンググループ傘下のワイズリサーチは2026年9月23日、台湾製造業の業界別投資動向を分析したインサイトレポートを公開しました。2025年の台湾製造業の固定資産投資は2兆5,180億台湾元と前年比27%増で、過去最大規模が見込まれるとしています。

投資を牽引するのは電子部品・半導体デバイスで、投資額は1兆8,167億台湾元です。このうち機械装置・その他設備が1兆4,574億台湾元と全体の80%を占め、建築物は20%にとどまりました。AI向け半導体需要の拡大や製造プロセスの微細化で、専用装置の導入・更新が必要になっている点を背景に挙げています。

一方、PC・電子機器は投資総額757億台湾元のうち建築物が282億台湾元で37%と比率が高く、新工場建設・拡張の動きが示唆されます。伝統産業では金属製品の稼働工場数が24,789拠点、機械設備が14,164拠点と拠点が多く、投資額は金属製品519億台湾元、機械設備411億台湾元でした。両業界とも建築物への投資は161億台湾元で、建屋関連が3〜4割を占める構造といいます。

今後は、主要装置そのものは参入障壁が高い一方、搬入・据付やメンテナンスなど周辺業務、工場環境の維持改善、データ統合、ユーティリティ設備の保守アウトソーシングなど運用・統合フェーズ支援に商機が生まれる可能性があるとしています。

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