ナウキャストとイタンジは2026年5月29日、賃貸の成約情報に基づくビッグデータとオルタナティブデータ解析を組み合わせ、公的統計に先行する家賃指標の共同開発を始めました。全国約4,800社の不動産会社から得られる一次データを用います。

賃貸市場は網羅的な公的データベースが整備されておらず、統計が動向を即時に反映しにくい点が課題でした。家賃はCPIで大きな比重を持つ一方、リアルタイム把握手段が限られるため、先行指標のニーズが高いといいます。

開発では、同一物件の家賃変動を追う「リピートレント手法」を採用し、総務省CPIなどを補完することを狙います。プロトタイプ分析ではリピートレント指数が直近で前年比+4〜5%となり、新規契約の値上げ比率は約3割から直近約6割へ上昇、賃料変化率は平均+5%程度としています。監修は東京大学名誉教授でナウキャスト創業者の渡辺努氏が担います。

今後は対象エリアや物件属性の拡大で精度を高め、政策立案機関のEBPM(証拠に基づく政策立案)向けデータ提供や、不動産業界・金融機関向けの経済指標サービスとしての提供を検討します。

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PRTIMES

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