帝国データバンクは6月8日、2026年5月(5月1~31日)の企業倒産(負債1000万円以上の法的整理)が全国で771件だったとまとめました。前年同月(835件)より7.7%減り、6カ月ぶりに前年を下回りました。一方、負債総額は1112億4800万円で前年同月比19.1%増え、最大負債はトーシンホールディングスの162億円でした。

業種別ではサービス業が196件(前年同月比10.9%減)、小売業が171件(同7.6%減)、運輸・通信業が29件(同19.4%減)でした。地域別では近畿が176件(同17.0%減)となる一方、北陸は39件(同95.0%増)と増えました。

主因別は販売不振が627件で全体の81.3%を占め、不況型倒産は632件でした。態様別では清算型倒産が744件(96.5%)と大半を占め、再生型倒産は27件で5月として過去10年で最多となり、内訳は民事再生法26件(前年同月比85.7%増)、会社更生法1件でした。物価高倒産は97件と100件近い水準が続き、国内企業物価指数(4月速報)は132.8(2000年平均=100)で前年比4.9%上昇しています。

倒産件数は5月に減少したものの、2026年1~5月の累計は4307件で前年同期より173件(4.2%)多く、減少が定着したとは言い切れない状況です。コスト上昇や価格転嫁の遅れ、内需型産業を中心とした企業間格差の拡大を背景に、倒産は増加傾向をたどる見通しです。

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PRTIMES

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