ガザ地区(パレスチナ)で通常の対面授業が再開し、50万人以上の子どもが学校に戻り始めた。ユニセフと日本ユニセフ協会は2026年10月1日、就学年齢の子ども約70万人のうち推定約20万人がなお体系的な学習機会を得られていないとして、教育支援の拡充と資金支援の継続を求めた。

ガザでは通常の公式教育が約3年間行われず、校舎の98%近くが損傷・破壊されたとされる。学びの中断は、子どもの日常や安心感を損ない、こころの健康にも影響し得るため、教室での学びを含む包括的ケアの場が必要だという。

支援として、仮設の学習スペースや学習センターでの教育機会を広げ、203カ所の学習センターで33万5,000人超を直接支援している。さらに2026年2月には教材・学用品やレクリエーションキットなどを搬入し、46万人超の学びと遊びを支えたとしている。

今後は、教育分野への継続的な資金確保に加え、安全な移動環境の確保や、教育用品・燃料・機材の継続的で予測可能な搬入が課題となる。学校をWASH(衛生・水)や栄養支援、メンタルヘルス、爆発性残存物のリスク回避教育の拠点として位置付けることも論点になりそうだ。

【関連リンク】
日本ユニセフ協会 公式HP: https://www.unicef.or.jp
ユニセフ 公式HP: https://www.unicef.org

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