富士通Japanは2026年7月23日、無床診療所向けクラウド型電子カルテ「HOPE LifeMark-TX Simple type」で、生成AIによる音声入力オプションの販売を始めると明らかにしました。提供開始日は2026年8月31日で、2028年3月末までに100ユーザーの導入を目標にします。
新オプションは、医師と患者の会話音声をAIが自動でテキスト化し、カルテの主要な記載形式の一つであるSOAP形式に自動変換します。SOAPはSubjective(主観情報)、Objective(客観情報)、Assessment(評価)、Plan(計画)の略で、診療内容を整理して記録する枠組みです。これにより入力作業の負担を下げ、医師が対話に集中しやすい環境づくりを狙います。
背景には、政府の「医療DX令和ビジョン2030」が医療情報共有のため概ね全医療機関での電子カルテ導入を目指す一方、診療所の電子カルテ普及率が55%(厚生労働省・令和5年医療施設調査)にとどまる現状があります。未導入の診療所ではITへの抵抗感や操作習得が課題とされ、現場の入力効率化が導入検討の焦点になります。
今後は、2030年までの普及目標に向けた導入ニーズの高まりを受け、音声入力など省力化機能の需要が増える見通しです。なお価格や仕様、サービス内容は発表日時点の情報で、予告なく変更される場合があります。
【関連リンク】
詳細URL:https://global.fujitsu/-/media/Project/Fujitsu/Fujitsu-HQ/subsidiaries/fjj/news/2026/0723-01-ja.pdf
公式HP:https://global.fujitsu/ja-jp/pr/uff







