香川県小豆島町のNPO法人クリーンオーシャンアンサンブルの調査チームは2026年7月29日9時10分、連載コラム第6弾「海洋ごみゼロを目指す方程式:ごみの蓄積を減らす回収と定量化の重要性」を公開しました。流出量・回収量・蓄積量の関係を図と数式で示し、回収実績を数値で捉える必要性を訴えています。
コラムは、新たなごみの流出を抑えても自然界に残る蓄積ごみは減らないとし、蓄積量を下げるには「回収量が流出量を上回る状態を継続すること」が重要だと整理しました。そのうえで、回収物の分別・計量・記録により、回収量を流出量と同じ単位で比較できるようにする意義を解説しています。
根拠として、世界の水域へのプラスチックごみ流出量は2019年に約610万トン/年、河川・海洋の蓄積量は2020年に約1億5,200万トンとされます。追加対策がない場合、2040年の蓄積量は約3億トンに増える見通しです。日本の海洋への流出量は約1.3万~3.1万トン/年で、影響が報告される海洋生物は約700種、世界の経済的コストは60~190億米ドル規模とされています。
同団体は、現場で得た回収データと文献調査を基に知見を蓄積し、コラム発信や研究成果の公開を通じて継続的に社会へ情報提供していく方針です。
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