株式会社薫製倶楽部(岡山県早島町)は2026年8月2日、「紅麹事件」は微生物学・食品衛生・行政手続の理解不足が連鎖して起きた「人災」だとする構造を、情報公開請求などの調査結果として整理し公表しました。あわせて、論点を事実として確定する第一歩として、大阪市保健所担当者宛に質問状を送付したとしています。

同社によると、過去1年間に大阪市保健所、厚生労働省、消費者庁、農林水産省、内閣府、千葉大学、国立医薬品食品衛生研究所(NIHS)、大阪健康安全基盤研究所(大安研)へ、情報公開請求や質問状送付などを80回以上実施しました。調査の過程で、微生物の「種」と「株」の区別が十分に意識されないことや、「種の同定」と「特定毒素を産生する株であること」が同様に扱われる点など、4点の課題が確認されたとしています。

質問状は2026年8月1日に大阪市保健所へ送付しました。2024年5月29日に大阪市が公表した「アダメツオイデス種でありプベルル酸を産生」との説明について、種同定と毒素産生を同一視する整理は科学的に成立しないと指摘し、判断根拠の確認を求めたとしています(同社は資本金1000万円、1998年6月設立)。

同社は今後、4点の論点ごとに開示請求や質問状で事実確認を積み重ね、経過を順次公表するとしています。

【関連リンク】
紅麹関連情報: https://kunsei.com/archives/category/benikoji

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