Blue Industries株式会社は2026年10月18日13時10分から、第20回日本薬局学会学術総会で共催デザートセミナーを開き、がん検診の課題と新たな検査技術、薬局・薬剤師の役割を議論しました。講師は順天堂大学の奥澤淳司先任准教授が務め、座長は慶應義塾大学名誉教授の望月眞弓氏でした。
日本人は生涯で約2人に1人ががんと診断される一方、国が推奨する5つのがん検診の受診率は4〜5割にとどまります。さらに大腸がんで「要精密検査」と判定された人のうち、約3割が精密検査を受けていない点も課題として共有されました。
セミナーでは、尿を用いたリキッドバイオプシー(体液中の情報からがんの兆候を捉える検査)の一例として、尿中miRNA解析の研究動向が取り上げられました。あわせて、尿中miRNAをAIで解析して7種類のがんリスクを調べる自宅型検査キット「bluedrop」を通じ、検診・受診のきっかけを増やす可能性が論点となりました。なお、同キットはがんの確定診断を行うものではありません。
今後は、検診未受診や精密検査未受診といった行動面のギャップを埋めるため、薬局・薬剤師が受診勧奨や医療機関受診への導線づくりでどこまで関与できるかが焦点になります。Blue Industriesは、薬局との連携を通じて必要な受診・精密検査につなげる取り組みを継続するとしています。
【イベント情報】
イベント名:共催デザートセミナー(デザートセミナー6)「がん早期発見の現在地と新たな検査技術 ―がん検診の課題と、薬局・薬剤師に期待される役割―」
日時:2026年10月18日(日)13:10〜
学会:第20回日本薬局学会学術総会
講師:奥澤 淳司/座長:望月 眞弓
詳細URL:https://bluedrop-official.jp







