国境なき医師団(MSF)は2026年5月21日、南スーダンに関する英文報告書『They Killed Them While We Were Running』を公表し、2025年1月〜2026年4月にMSFスタッフや施設への攻撃が計12件あったと明らかにしました。影響で推定76万2000人が医療へのアクセスを失ったとしています。

報告書は、ジョングレイ州や上ナイル州など各地で医療施設や民間人への攻撃、性暴力、飢餓の深刻化、人道アクセス(支援が届くための通行・治安・許可など)の縮小を指摘しました。MSFは紛争当事者に対し、国際人道法の順守と民間人・医療施設を含む民間インフラの保護を求めています。

医療データとして、MSFは2025年に暴力関連の負傷者6095人を治療し、2024年の4765人から増加したと説明しました。2026年1〜4月だけでも1800人以上を治療し、このうち性暴力(SGBV)の被害者は885人でした。空爆は2024年の2件から2025年に138件へ増えたとしています。

人道アクセスが妨げられる状況が続けば、医療・栄養支援の不足や避難の長期化により、栄養失調や感染症リスク、心のケア需要、生計喪失が拡大する可能性があります。

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PRTIMES

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