UNHCRは2026年6月11日、ジュネーブで年間統計報告書「グローバル・トレンズ・レポート」を公表し、難民の約70%が長期にわたる避難生活にあると示しました。2025年の世界の難民数は4,160万人で前年比3%減でした。

一方で、2025年に国境を越えて避難を余儀なくされた人は540万人に上りました。同年に出身地域・出身国へ帰還した人は計1,470万人(難民440万人、国内避難民1,030万人)と高水準でしたが、脆弱な環境下での帰還も多いとしています。

受け入れの側面では、2025年に第三国定住やスポンサーシップ制度で受け入れられた難民は8万1,800人で、前年から半減以上となりました。受け入れ国はコロンビア(280万人)やドイツ(270万人)などに集中し、国内避難民は2025年末で6,860万人でした。

UNHCRは、庇護と保護を維持しつつ、今後10年間で長期避難かつ人道支援に依存する難民数を半数以上減らす目標を掲げました。低中所得国に焦点を当て、帰還・第三国定住・人道ビザの機会拡大や、教育・保健医療・金融・労働市場など各国制度への組み込みと投資拡大を進める方針です。

【関連リンク】
詳細URL https://www.unhcr.org/jp/pr-260611
公式HP https://www.unhcr.org/jp

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