ケシサルJapan(大阪市北区)は2026年9月9日、特殊清掃の現場経験から開発した消臭・封印技術「封印リキッド」を本格展開します。清掃直後は消えても数週間後に壁から匂いが戻る「ニオイ戻り」を、匂いを消すのではなく発生源を物理的に閉じ込める「壁の封印」という考え方で抑えるとしています。対象は賃貸、ホテル・民泊、ペット関連施設などで、全国展開を予定します。
同社によると、結晶化する特殊成分が建材の微細孔(細かな穴)の奥まで浸透し、乾燥とともに孔の形のまま固化して「蓋」を形成、においの通り道を遮断します。特許は「封止用組成物及び揮発性物質の封止方法」として特願2026-069426を2026年4月20日に出願しています。
第三者機関の試験では、酢酸の消臭性試験で処理面が測定下限0.125ppm未満まで低下した一方、未処理面・ブランクは10〜30ppmだったとしています。また、帯電半減期は処理品0.30秒、未処理品3.2秒(JIS L1094)で、抗ウイルス活性値は4.1(ISO 21702:2019相当、ネコカリシウイルス)を確認したといいます。いずれも特定条件下の結果で、効果を保証するものではないとしています。
従来はクロス全面張替えや石膏ボード交換など工事対応が中心でしたが、同社は退去時の臭気トラブル対応を軸に、研修を受けた代理店・加盟店ネットワークで法人向け拡大を進めます。関西ではホテル向け販売の代理店候補と協議中で、将来的に化学物質過敏症(MCS)に配慮した室内環境づくりへの応用も視野に入れるとしています。
【商品情報】
一般向け2本セット:『封印リキッド』300ml+弱酸性次亜塩素酸水「CELA(セラ水)」300ml、7,980円(税込)
公式サイト:https://www.keshisaru.com






