デジタル・ナレッジ(東京都台東区)が運営するeラーニング戦略研究所は2026年6月、小中高の教員を対象にした学校での生成AI活用調査の報告書を公開しました。校務で生成AIを利用している教員は84.2%、授業準備では74.4%でした。調査期間は2026年4月20日~4月23日です。

一方で、授業で生徒に生成AIを利用させたことがある教員は18.8%にとどまりました。生徒の自主的な利用について「把握している」は25.6%、「可能性はあるが把握していない」は33.8%で、現場での実態把握に差が出ています。

同研究所は、教員の利用状況や学校のルール整備状況などをもとに「AI活用の成熟度」を4段階に分類し、成熟度別の課題や支援要件を整理しました。教育現場では校務効率化を中心に活用が進む一方、ガイドライン整備や教員研修の有無などで学校間のばらつきがあることが背景にあります。

今後は、教員研修や活用事例の共有に加え、LMS(学習管理システム)連携など学習基盤との接続や、安全に使える環境整備を組み合わせた継続支援が、学校での活用定着を左右するとみられます。

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